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ベーシックなパイプライン

fly executeを利用してTaskを実行することはごくわずかです。殆どは "パイプライン" として実行される Task になります。

cd ../basic-pipeline
fly -t tutorial set-pipeline -c pipeline.yml -p hello-world

上記のコマンドを実行すると、Concourse はパイプライン(または任意の変更点)を表示し、確認を求めてきます:

jobs:
  - name: job-hello-world
    public: true
    plan:
      - task: hello-world
        config:
          platform: linux
          image_resource:
            type: docker-image
            source: {repository: busybox}
          run:
            path: echo
            args: [hello world]

fly set-pipeline(またはそのエイリアスfly sp)を実行するたびに、設定の変更を適用するよう求められます。

apply configuration? [yN]:

yを押しましょう。

以下のようなメッセージが表示されるはずです:

pipeline created!
you can view your pipeline here: http://127.0.0.1:8080/teams/main/pipelines/hello-world

the pipeline is currently paused. to unpause, either:
  - run the unpause-pipeline command
  - click play next to the pipeline in the web ui

Concourse の Web UI にログインする

パイプラインの URL http://127.0.0.1:8080/teams/main/pipelines/hello-world を開いてみましょう。

これは非公開(private) のパイプラインであり、まだあなたは Concourse Web UI にログインしていない状態です。そのためログインページにリダイレクトにされます。

dashboard-login

docker-compose.ymlで設定した admin ユーザの認証情報を入力し、"login" を押すと、パイプラインのページにリダイレクトされます。

パイプラインをポーズ解除(unpause) する

WebUIを見ると、あなたのパイプラインの上部に青色のバーが見えるはずです。これはpause(ポーズ)していることを意味します。すぐにトリガーが起動すると、Job の実行を開始する準備がまだ整っていない可能性があるため、新しいパイプラインはデフォルトでポーズ(pause) するようになっています。

dashboard-pipeline-paused

パイプラインを ポーズ解除(unpause) するには(または再度 pause するには)、2通りの方法があります。

  1. 左上のプロペラアイコンを押してダッシュボード画面に戻り、パイプラインの再生(play) ボタンをクリックします。

    dashboard-hamburger-menu

  2. fly unpause-pipeline コマンドでも可能です (またはそのエイリアスfly up):

    fly -t tutorial unpause-pipeline -p hello-world
    fly -t tutorial unpause-job --job hello-world/job-hello-world
    

はじめてのパイプライン

この1つめのパイプラインは、左からの入力、右への出力、いずれも持たない単一の Job:job-hello-world によって構成された、やや面白みに欠けるものです。

これはもっともベーシックなパイプラインです。まだ1度も実行されていないため、Job は灰色になっています。

job-hello-worldをクリックして、 右上にある大きな+ボタンをクリックしましょう。Job が走り始めます。

job

左上の "Home" アイコンをクリックすると、パイプラインのステータスを見ることができます。 Job:hello-world を見ると緑色になっているはずです。これは、Job が最後に実行された際、正常に完了したことを表しています。